srk33’s blog

主に音楽について。

2020-05-01から1ヶ月間の記事一覧

015 Vision of disorderについて。

Vision Of Disorder - Choke, Element and Imprint (Live) ここまでリアルに負のエネルギー(特に怒り)が真っ直ぐ刺さるバンドはいない。 ↑は、活動再開してからのライブDVD(2006年)の冒頭で、それぞれ1stEP「Still」、1stアルバム「Vision of disorder」、2n…

013 Caravan Palaceについて。

先程のロマミュージックの記事の流れから、その音楽的要素を持つフランスのバンド、Caravan Palaceを紹介したい。 Caravan Palace - Dramophone 曲も勿論だが、このインド映画みたいなノリ、最高! このバンドは、元々無声のポルノ映画のサントラを作る仕事…

012 ロマミュージックについて。

先ず何より、好きになったきっかけの曲を紹介したい。 Mahalageasca この、喜怒哀楽が全て詰まったパワフルさに圧倒されたし、ロマが辿ったであろう歴史と感情が、強烈に音に乗っている。 祖国を持たない彼等は、一説には北インドから放浪を続けて、15世紀に…

011 土星の環とスーフィズム。

土星探査機カッサーニが撮った膨大な写真を動画化した、そのあまりにも綺麗な映像に鳥肌が立った。 4K Saturn Cassini Photographic Animation (updated) Samuel Barberの「弦楽のためのアダージョ」が、神秘的な美しさに香りを添えている。 ふと、部屋で、…

010 Kílaについて。

Kílaは、彼等の地元アイルランドの伝統音楽を土台に、世界中の音楽を食い散らかしたモンスターバンド。 中でも、2003年発売のLuna parkというアルバムは、他のアルバムと比べて、彼らの持つプログレッシブな側面とスケール感を限界まで引き出した一枚だと思…

009  SUKHNA - ROVO(LIVE at 京大西部講堂 2004)

ROVO / SUKHNA(LIVE at 京大西部講堂 2004) 3×4も4×3も12であるという事を、演奏だけで表している曲。 曲全体を通して言えば12/8。8分音符が12個で1小節。 前半は 〇××〇××〇××〇××というアクセント。 それが後半に 〇×××〇×××〇×××になる。 しかも、芳垣…

008 ever free - hide with Spread Beaver

hide with Spread Beaver - ever free 今日は、hideが無くなって22年目、23回忌。 私は、クラシック漬けの小学校時代を経て、J-POPに少し興味を持ち始めていた中学生時代に、Xのメジャーデビューアルバム『BLUE BLOOD』を聞いて衝撃を受け、彼に憧れてギター…

007 茶わんむしのクンビア - SAKAKI MANGO & LIMBA TRAIN SOUND SYSTEM

茶わんむしのクンビア/ SAKAKI MANGO & LIMBA TRAIN SOUND SYSTEM ストレスのたまる自粛生活の中、全国的に夏到来! 連日、数字ばかり増えて、閣僚のとんでもない発言とか出てきまくってて、まともに喰らってるとこっちの頭にウジが湧きます。 なもんで、ゆ…